チャオの病気 |
てんかん | |
脂漏症→膿皮症 | |
マラセチア性皮膚炎 | |
ニキビダニ症 | |
僧帽弁閉鎖不全症 |
「てんかん」って? |
体や手足がピーンと突っ張った状態になりけいれんを起こす。または体が弓なりにのけぞったりする。 口を細かくガクガク震わせたり、尿や糞を漏らしてしまうことがあります。 元に戻るまで30秒〜1分、長ければ30分〜1時間かかることもあるそうです。 発作が起きてるときは、慌てずに体に手を添えてあげる程度で良いです。バタバタしてても無理におさえない事です。 発作が治まってしまえば、何もなかったように元に戻るのが特徴 特発性てんかんとは・・・ 「原因がわからない」ということらしいです。 検査によって他の原因が否定された場合に診断されます。遺伝的な要因が関係していると考えられます。 二次性てんかんとは・・・ 交通事故などの外傷による後遺症や脳腫瘍、脳炎、水頭症などの障害により引き起こされる。 発作には脳全体の興奮による全般発作と、脳の一部の興奮による部分発作があります。 治療は・・・ 特発性の場合は、抗てんかん薬による薬物治療。 効果がない場合もある。 二次性の場合は、てんかんを起こす原因となる障害を治療し、てんかんを治す。 |
「脂漏症」って? |
全身の皮膚線における皮膚異常 脂漏の状態によって、乾燥と湿性に分類されます。 脂漏症になると、細菌性の皮膚炎を起こしやすくなります。 症状は・・・ 皮膚のただれ、赤み、かゆみ、かさぶた、フケなど 起こしやすい犬種は・・・ パグ、シーズー、ブルドッグ、ビーグル、ジャーマンシェパード、コッカースパニエル ちょっと付けたし 細菌感染を起こした皮膚の化膿性疾患は、膿皮症といいます。 脂漏症から膿皮症に発展する事があります。 皮膚に赤い湿疹ができ、かゆみを伴うため、犬がかんだり引っかいたりして、脱毛が広がります。 細菌が皮膚の深部まで侵入すると、患部が膿んだり発熱したりします。 軽いものは自然治癒しますが、抵抗力の弱い犬や、不適切な治療をすると炎症が悪化し、慢性化しやすい病気です。 原因は・・・ 非衛生な環境で皮膚が汚染されたり、引っかき傷やかみ傷から細菌(主にブドウ球菌)に感染して、皮膚に化膿性の病変を起こします。 また不適切なシャンプー剤の使用や、他の病気が引き金となる場合もあります。 治療は・・・ 抗生物質の投与とともに、薬用シャンプーで体を清潔にする。 |
「マラセチア」って? |
酵母性外耳道炎と呼ばれています。 マラセチア菌はもともと健康な犬や猫の体に普通に常在する菌ですが、色々な要因で異常に繁殖しすぎると 病気を起こしてしまいます。脂分を好み、高温多湿の環境で活発に増殖します。 皮脂の分泌の盛んな犬種、コッカースパニエルやシーズー、垂れ耳の犬種は通気性が悪いため マラセチア菌が繁殖しやすい。 症状は・・・ 耳の痒み、耳の中の悪臭、耳の中が赤い、耳垢が茶褐色や黒っぽい色をしている 治療は・・・ 点耳薬です。 ちょっと付けたし マラセチアは耳の中だけではなく、体にも付着します。 そのため、マラセチアの皮膚炎を起こします。毛はベタベタとして体をコットンで拭いただけでも 茶色い汚れが付きます。 治療は・・・ シャンプーで体を清潔にする。 抗生物質や抗真菌剤などの投与も必要になります。 |
「ニキビダニ」って? |
ニキビダニが毛穴の中に寄生して起こす皮膚炎 発症すると局部的、または全身の脱毛、皮膚が厚ぼったくなり黒ずむなどの症状が見られる。 ばい菌による二次感染が起こるとニキビ状のおできが出来て患部がジクジクする。 治療は・・・ 駆除用の薬を服用、または薬剤を患部に塗布したり薬浴、抗生物質の投与です。 完治までには時間がかかる為、根気が必要 |
皮膚疾患で飲んでいた薬は・・・ |
抗真菌剤・・・ケトコナゾール |
抗生物質・・・セフロング |
抗生物質・・・バイトリル |
ニキビダニ用・・・イベルメクチン |
「僧帽弁閉鎖不全症」って? |
心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁っていう弁の異常で、老年期に入った犬に最も多い病気です。 弁や弁を動かすための構造が変性を起こし、しっかりと弁が閉まらなくなる為に左心室が収縮し 全身に血液を送り出す時に左心房の方に血液が逆流してしまう。 左心室からの血液の逆流の影響で左心房が肥大する。その為に気管支が圧迫されてしまう。 肺水腫や右心系の異常も起こる。 右心系の異常が起こると胸水や腹水がたまるようになる。 また肺水腫が急激に起こり心臓の収縮リズムも異常になると死亡するケースが多い。 症状は・・・ 響くようなセキ、肩で息をする、あえぐような呼吸 治療は・・・ 血管を拡張させる薬、心臓の収縮を高める薬、利尿剤、気管支拡張剤を服用する。 |
心臓病で飲んでいた薬は・・・ |
心臓薬・・・プロプレス |
利尿剤・・・ルプラック |
気管支拡張剤・・・アーディフィリンorテオドール |